子どもでも美味しいお味噌作れます

MOCOPLA

この記事では、4月1日におこなった味噌作りの様子についてレポートします。

春休みのイベント(ロングアクティ)でお味噌作りをしました。

目次

簡単!味噌作り体験

昨年に引き続き一般社団法人 伝統美養食育推進支援協会の皆さんに来ていただき、お味噌作りを教えて頂きました。

味噌作りの材料と手順

材料は『大豆・塩・米糀』の3つだけです。

作り方もMOCOPLAでやったのは3つの工程だけでした。

作り方

➀ 混ぜてなじませる

ビニール袋に入っている塩と米糀を混ぜ合わせます。

ギュッと握って固まりになるくらいになると、煮大豆をつぶさないように入れ混ぜ合わせます。

均等に混ぜられたら、材料をなじませるために10分ほど置いておきます。

② 潰して混ぜる

なじんで来たら煮大豆をつぶしながら混ぜていきます。

大体、20分から30分ほど、ビニール袋に穴をあけないように気を付けながら、潰します。

よく発酵するように、しっかり混ぜることが大切です。

③ まとめる

潰し混ぜ終わったら、空気を抜きながらまとめて固めます。

味噌の表面が雑菌に触れないように、空気をしっかりと抜きます。

MOCOPLAの味噌作り体験はここまでやって終了です。

④ 持ちかえり、保管する

お家にもって帰り、暗い場所に保管します。

冬は4ヶ月、夏は2ヶ月を目安に味見をしてください。

塩気が抜けてマイルドになっていれば食べごろです。

少しだけ難しかったポイント

やはり一番潰すのが難しかったです。

親指で煮大豆を一つずつ潰しても全然なくなりません。

肩たたきのように、手をグーにしてたたいても潰れている感じがしません。

上手な子が困っている子にアドバイスしてあげたりやって見せてあげたりと、なんとか全員潰して混ぜることが出来ました。

味噌作りの疑問

『暗い場所に置いておく』と言われても、本当に置いておくだけで良いのか不安になります。

そこで、味噌作りをしていて出てくる疑問に答えます。

変化がある

色が変わってきた、汁が出てきた、袋が膨らんできた、アルコール臭がしてきたなどの変化は、発酵がすすんでいる証なので、安心してください。

カビが出てくる

お味噌は空気を抜いたビニール袋の中で発酵させます。

上手に空気が抜けていれば、空気に触れずカビはほとんど生えてきません。

しかし、空気を完全に抜くのは難しいので多少のカビは生えてくるでしょう。

カビには、白・黒・青・黄色などいろんな種類があります。

黒・青・黄色のカビは取り除いてください。

取り除き方は、カビの部分だけ拭きとったり削り取ったりすればOKです。

白いカビはぬか床に出る酵母と同じ、産膜酵母と言われているものです。

こちらは食べても害にはなりませんが、風味が落ちてしますので、取り除くのがベターです。

白い粉のようなものが出てきたら

こちらはタンパク質から作られるアミノ酸の一種のため、取り除く必要はありません。

さいごに

昨年に引き続き一般社団法人 伝統美養食育推進支援協会の皆さんにお世話になりました。

味噌作りだけではなく、『発酵』とは何かを学んだり、美味しく調理された煮大豆や発酵の終わったお味噌で作ったお味噌汁を味わえたり、充実した2時間でした。

昨年作ったお味噌は、MOCOPLAの昼食や夕食で使い、子ども達と美味しくいただいています。

今年のお味噌はどんな味になるのか、発酵がすすむのを楽しみに待ちたいと思います。

 

 

 

 


MOCOPLA(モコプラ)では、放課後を最大限学びの時間にするべく、キッズクラブ(学童保育)、レッスン(習い事)、スタディ(学習塾)の総合教育を行っています。
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記事監修者 橋本直子

執筆監修者 橋本直子(はしもと なおこ)

株式会社MOCOPLA代表取締役
一般社団法人日本教育メソッド研究機構(JEMRO)監事

教育実習時に教師は向いていないと思い、一般企業勤務後に寿退社。子育ての中で、子どもが言葉や数量感覚を獲得していく過程が面白く「子どもって面白い!育つとは?」と興味を持つ。行列ができる塾を経営しながら、男子3人を育てあげる。塾では高校生に数Ⅲまで指導していた理系女史。

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