2023年 MOCOPLAまつり

2023年9月2日(土)

MOCOPLAまつりを開催しました。

目次

MOCOPLAまつりって?

MOCOPLAまつりとは、『企画から当日運営まで、子どもたちが主体で行う夏祭り』です。

夏休みの約1か月間、毎日話し合いや準備を進めてきました。各曜日のリーダー・サブリーダーが主体となり、何をやるのか・そのためには何が必要なのか・何を準備するべきなのか等、全て自分たちで決めてもらいました。

スタッフから話したのは『利益』について。利益とは何かについて説明し、利益が出たら子どもたちに還元することについても話します。ちなみに去年は、-2000円(泣)。ですが、どのように工夫したら利益が出来るか教えていません。ここは高学年の出番!3年生のAさん、4年生のNくんが分かりやすく説明してくれました。

ゲームやってくれた時に渡す景品を、お菓子とかにすると、余計お金が掛かる(2000円とか3000円とか)。折り紙とかボンドを使った作品を景品にすれば、そんなに掛からないから、そこで工夫すれば利益は出るはず。(小3/Aさん)

お菓子釣り屋さんをやる場合、1ゲーム30円にするなら、釣るお菓子の中身は30円以下にしないと利益は出ない。でも30円以下にするとお菓子がショボくなるから、1ゲーム40円とかにして、お菓子の中身を工夫したら利益は出るよね。(小4/Nくん)

さすがです!

さて、今年は利益は出たのでしょうか!?

当日の様子

当日は、19人のキッズクラブ生がお店屋さんとして参加してくれました。お店屋さんをしてくれたキッズクラブ生には150モコのお給料を渡します。これも「働いたらお給料が貰える経験」ですね。

子どもたちのブースは、的当て・輪投げ・お菓子釣り・お化け屋敷の4店舗ありました。お客さんを出迎える前には、『いらっしゃいませの練習』と円陣を組みます。

その時突然、4年生のMちゃんにお願いしましたが、とってもカッコよく決めてくれました。

お祭り開始から2時間後、なんと、お化け屋敷屋さんの段ボールが崩れ始めてしまいました。さて、「どうする?」と担当の子どもたちに聞いたところ、「宝探しゲームに変更する!!」とのこと。

どうなるか分かりませんでしたが、任せてみることにしました。するとなんと15分で、宝探しゲーム屋さんに変わりました!お化け屋敷で道を導くために使っていたペンライトを、お宝にしたみたいです。お陰で、残り2時間もしっかりお店屋さんを楽しめていました。

突然発生したことであっても、機転を利かせて対応できる能力には驚きです。

MOCOPLAまつり後…

お祭りから数日後…なんと利益が出ました!!子どもたち大喜び!

おもちゃが2.3個買えるほどの利益が出たので、さっそく子どもたちと何を買うのか話し合います。

とある曜日の子どもたちの中で、『金魚』という意見が出ました。「先生たちはお世話してあげられないけど大丈夫?」に対して、皆テンションが上がっていることもあり、「大丈夫大丈夫~!!」と声があがります。

しかしそれに対して2年生のKくん。「平日は担当決めるとして、休みの日はどうするの?みんな来れるの?」と、冷静な意見です。「確かに…」「習い事があるから来れないよ」と意見が飛び交います。

結局、「みんなで遊べるものにしよう」と意見が固まりました。曜日ごとに出し合った案の中から多数決を取り、以下の2つに決まりました。

OHSサプライ Spin Master

立体型(3D)の迷路で、中にトリッキーな仕掛けがたくさん用意されているそうです。傾けたり、回したりして上手く重力を利用し、ボールをゴールに導きます。競争しても遊べるようです。

投票数が、群を抜いて多かったこともあり、2つ購入することにしました。

すみっコぐらし 日本旅行ゲーム

「すごろくゲームが欲しい!」という意見から、人生ゲームや普通のすごろくゲームなど、多くの案が出ましたが、旅行ゲームのすごろくに決まりました。

遊びながら都道府県に触れられるのも、魅力の1つですね。

さいごに

去年に引き続き開催されたMOCOPLAまつりでしたが、保護者の皆様・子どもたちの声掛けのお陰で今年も楽しく終えることができました。

去年と比べて、子どもたちの主体性がより感じられた夏休み1ヶ月でした。高学年に魅了された1年生・2年生が、来年MOCOPLAを引っ張って行ってくれることを、楽しみにしたいと思います!


MOCOPLA(モコプラ)では、放課後を最大限学びの時間にするべく、キッズクラブ(学童保育)、レッスン(習い事)、スタディ(学習塾)の総合教育を行っています。
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記事監修者 橋本直子

執筆監修者 橋本直子(はしもと なおこ)

株式会社MOCOPLA代表取締役
一般社団法人日本教育メソッド研究機構(JEMRO)監事

教育実習時に教師は向いていないと思い、一般企業勤務後に寿退社。子育ての中で、子どもが言葉や数量感覚を獲得していく過程が面白く「子どもって面白い!育つとは?」と興味を持つ。行列ができる塾を経営しながら、男子3人を育てあげる。塾では高校生に数Ⅲまで指導していた理系女史。

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