夏休みイベントのご報告【8月】①|　四ツ谷　民間学童保育MOCOPLA

8月5日(月)　ボルダリング体験

子どもたちの様子

登る前には『登る壁とルートを確認し、イメージしてから登る』ことが約束です。初心者コースの子たちは、意気込んで登り始める子・慎重にルートを確認する子・登っている子を見てイメージトレーニングをする子、子どもたちの性格が見える瞬間ですね。中には、お友達と一緒に作戦を立てている子もいました。

みんなの応援とアドバイスに励まされながら、少しずつ進んでいきます。登り切って降りれなくなってもトレーナーさんがいるので安心です。「左足をまず降ろして、左手をずらして…」と的確に指示をしてくれます。

簡単なコースに慣れた低学年の子たちも、難しいコースにチャレンジしています！みんな汗だくで、手まめが出来ている子もいます。「痛いよ～でもまだまだやる！！」と意気込みながら何度もチャレンジしています。MOCOPLAのイベントを通して、『諦めない力』が身についてくれたら、とても嬉しく思います。

8月8日(木)　国立西洋美術館へ行こう

ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」に代表される印象派の絵画には、明るい色彩や描写の軽さがあります。子ども達は、そうした独特な魅力に引き寄せられるように作品を鑑賞しています。

特にモネの「睡蓮」の展示では、大きなキャンバスに描かれた静かな池の風景に子ども達は、思わず目を奪われていました。「どうやって描かれているのかな？」「色がきれい」「光っているみたい」など感想がどんどん出てきます。

その後も館内を回りながら、様々な西洋美術の名作にふれていきます。子ども達はキラキラと目を輝かせながら一つ一つの作品に見入っていました。

次に子ども達が向かったのは外庭に展示されている、ロダンの「考える人」。大理石の像の前で、じっと見上げています。まるで生きているかのような彫刻に子ども達は圧倒されていました。迫力のある彫刻にふれることで、芸術の表現の幅広さを体感してるかのようです。

突然「何を考えているのかな？」と声が聞こえました。「昼ごはんのことじゃない？」と誰かが答えると思わず周りは笑い声に包まれました。そんな絶好のタイミングで、モコプラスタッフが制作したクイズプリントが配られます。

【クイズタイム】の始まりです！

問題・ロダンの「考える人」は何を考えているのでしょう？

ロダンの「考える人」の前で、子ども達は同じポーズでシンキングタイム！！正解は、④何も考えていないです。実は「考える人」は裁判官なのです。ロダンは、地獄に落ちた者達を裁判官が上から見ている様子を表現したのです。

みなさんは知っていましたか？ちょっと難しいクイズだと思ったのですが、子ども達ほぼ全員正解でした。(笑)

美術館の周りを散策して、子ども達と木陰に座ってお昼ごはんを食べることにしました。木々のざわめきや鳥のさえずりが聞こえる中、子ども達は心地よい風を感じながらそれぞれのお弁当を広げ、笑顔で友達と話しながら食べています。その子ども達の姿は本当に和やかです。

美術館を後にする頃には、みんな満足そうな笑顔を浮かべていました。芸術や美に触れることで子ども達は新たな視点や感性を開拓し、創造力や表現力を育んでいったのではないでしょうか。芸術に触れる喜びと、友達と一緒に感じた喜びが、ひと夏の思い出として子ども達の心に刻まれればとてもうれしく思います。

今後もMOCOPLAでは、子ども達の成長と学びをサポートする様々なイベントを提供していきます。

8月14日(水)　みんなでクッキング

当日は、22名参加してくれました。普段MOCOPLAでは食べたことがない、お母さん・お父さんと一緒に、お家で火を使わずに作れるメニューを考えました。

クッキング中は、作り方だけでなく、『どのようにしたら効率的か』も一緒に声掛けしました。例えば、洗い物。1グループ6人～7人構成だったため、3人がクッキングに取り掛かっている間に、残りの子は洗い物に行く。あとは、3人でバナナを細かくしている間に、残りの子は残りの材料を混ぜる。

みんなのチームワークのおかげで、予定より早く3種類のおやつが出来上がりました。

さいごに

今回は8月に行われた、夏休みのイベントのご報告をいたしました。8月分は後半分もございます！どのようなイベントが行われたのか、楽しみにしていてください！