MOCOPLAレッスン紹介【習字の筆っこ】

今回はモコプラのレッスン、「習字」(以下、「筆っこ」と表記)についてご紹介します。1回のレッスンは60分です。

開講日開講時間
火曜日16:15~17:15 満席
17:30~18:30 残席僅か
金曜日16:15~17:15 満席
17:30~18:30 余裕あり
目次

筆っこの特徴

MOCOPLAの筆っこは日本習字から学年毎に送られてくる課題に取り組んでいます。

レッスンの様子

筆っ子でも、新学期が始まりました!小学校や中学校へ進学した子どもたちはもちろん、進級した子どもたちも、ワクワクドキドキした気持ちのままレッスンに来ています。「今日から○年生、何を書くの?」「漢字~?」と、新しい課題に興味津々。

新学期の4月は、小学1年生は平仮名2文字・小学2年生は漢字1文字・小学3~6年生は漢字2文字・中学生は行書を習います。どの課題も、横筆・縦筆・止め・払いがあり、大切な基本を学びます。

始めに

低学年は、落ち着いて筆に向かうのが難しい時もありますが、筆に親しんでもらうために、ウォーミングアップ(筆ならし)から始めます。

「横線を左から右へ、1本、2本、3、、、」

「今度は縦線を上から下へ、1本、2本、、、」

すると、周りから声が上がります。

「太くなっちゃったー」

「(墨に)浸けすぎた!」

「かすれちゃったー」

これは、上手く書くものではないのですが、書いたものを観察し、周りの子と見比べ、どうやったら上手く書けるかを考えます。

決して何が正解で何が良い悪いはありません。

日々書くものと言ったら、鉛筆やペンの太さの物しか持っていないので、週一回でも筆を使って、筆の感触を覚えて行けたらと思います。 

練習スタート ~4月の課題~

いよいよ練習です! 

小学1年生「つり」

「つ」の真ん中、「り」の一筆目と二筆目の広さ、各々の『払い』の方向にも気を付けます。

小学2年生「王」

横筆三本の角度に気を付け、三本目は「そり」を意識します。

小学3年生「上下」

横筆は、「そり」を意識し、最終画の点は、 斜めに書きます。 

小学4年生「天空」

「天」の右払いは、筆を段々太くして払います。「空」は「穴」と「工」をまとめます。

小学5年生「安全」

「安」の「女」部分は二画目の払いの方向、 横筆のそりに注意して書きます。

小学6年生「永久」

「永」には、左右の払いがあり、払いの入筆位置や角度に注意し、二画目の跳ねよりも高い位置で払います。「久」の「ク」の払いの方向も同じではありません。

中学生

中学生になると、『行書』が入ってきます。完全な行書ではなく、字の一部が崩してあるといった感じです。とはいえ今までは、『楷書』だったので、不安になるかもしれませんが、どこがわからないか確認しながら進めていきます。そして、自分の名前も行書で書きます。

書き終わったら

書き上がったら、まず離れて見ます。俯瞰しながら、どこが良く書けてどこが難しいかを考えてもらいます。 他の子と比べようとするお子さんもいますが、比べるのは自分で書いたものの中で比べるように伝えています。

初めに書いたものと、最後に仕上がったものが、全く違う時は、嬉しいし達成感もあるようです!心を落ち着かせて筆に向かい、真剣な眼差しで取り組み、何回も書き直し、「もう一回書きたい!」と挑戦する姿は、とても逞しいです。

5月からは、タブレットの動画で課題の説明を観て書くことも始めました。子どもたちの理解が深まっています。タブレット操作が上手くできるのか不安があり、導入を迷っていたのですが、興味津々で良く観て取り組んでいます。 

「まずは観て下さい」 「一緒に書いてみましよう」 「筆を立てましょう」 などの細かい指導にも、子どもたちはしっかり対応しています。 デジタルネイティブ世代の適応力を見せつけられました。

さいごに

毎月の検定を子どもたちは励みに思い、進級をとても気にしていますが、進級だけにこだわらず、書けた時の「嬉しい」「楽しい」を感じる事も大切にしています。それが上達への原動力になります。

初めから、上手く書けることはないので、 書いてみて、自分で考えて、納得する字が書けるまで練習しましょう。


MOCOPLA(モコプラ)では、放課後を最大限学びの時間にするべく、キッズクラブ(学童保育)、レッスン(習い事)、スタディ(学習塾)の総合教育を行っています。
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記事監修者 橋本直子

執筆監修者 橋本直子(はしもと なおこ)

株式会社MOCOPLA代表取締役
一般社団法人日本教育メソッド研究機構(JEMRO)監事

教育実習時に教師は向いていないと思い、一般企業勤務後に寿退社。子育ての中で、子どもが言葉や数量感覚を獲得していく過程が面白く「子どもって面白い!育つとは?」と興味を持つ。行列ができる塾を経営しながら、男子3人を育てあげる。塾では高校生に数Ⅲまで指導していた理系女史。

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