夏休みアクティビティ⑧【ギャラクシティ】

8月23日(火)

今日は、西新井にあるギャラクシティ(遊びながら学べる体験型複合施設)へお出かけです。

目次

当日の朝の様子

4人の班長さんが選ばれました。

すっかりお姉さんになった小学4年生のA子ちゃん。

穏やかで、いつも優しい3年生のB男君。

そして、しっかり者の2年生、C子ちゃんとD男君。

それぞれの班に1年生が加わり、モコプラを出発です。

朝の通勤ラッシュの時間帯。周囲の方にに迷惑をかけないように移動するのは大変です。でも、要所要所で、班長さんたちが大活躍!!騒いだり離れたりしがちな1年生を上手にまとめてくれます。

「結構遠いね〜」車窓の外に広がる荒川を眺めながら、遠くまで来ている事を実感しているようです。

ギャラクシティ到着

ようやく、ギャラクシティに着きました。

入場して直ぐに、1階にある「スペースアスレチック」で遊びます。直径17m、高さ10m、3階建ての大型ネットは、日本最大級のネット遊具です。この中で、子どもたちは鬼ごっこをしたり、思い切り身体を動かして遊んだようです。

ネットの下から垣間見ると、1年生の女の子E子ちゃんが怖がっています。その隣りでA子ちゃんが、「四つん這いになってゆっくり進めば怖くないよ」と手本を示して、一緒にゆっくりゆっくりネットの上を移動しています。微笑ましい光景に、こちらの気持ちも和みます。

広~い!!
ゆっくりゆっくり…

午前中は、40分以上、このネットの中で遊びまわりました。お腹もぺこぺこです。

お昼は、レクリエーションホールを貸切りにして、みんなでレジャーシートを広げてお弁当を楽しみます。朝から大移動をして、身体を使って動き回ったので、美味しさもひとしおでしょう。

さて、午後は、2階の「まるちたいけんドーム」からスタートです。ここは、23区内最大のプラネタリウムですが、今日は迫力満点の宇宙ではなく、恐竜の世界を楽しみましょう。

独特な進化を果たした2体の恐竜「デイノケイルス」と「トロオドン」厳しい生存競争の中、懸命に生きる親子の物語です。子どもたちは、迫力ある大画面に、吸い寄せられるようにして見入っています。昼食直後のプラネタリウムは寝てしまうのではと心配していましたが、杞憂に終わりました。

30分の映像体験は、あっという間でした。

次は、1階にある「わくわくデスク」。ここでは、プログラミングの体験キットや迷路などを借りて体験する事が出来ます。でも、予約時間まで30分くらい間が空きますね。さて、どうしましょう⁈

施設の中を回るスタンプラリーを見つける子どもたち。自由に演奏を楽しむ事の出来るピアノを見つける子もいました。

スタンプラリーをやりたいという子ども達には、班ごとに行動してもらう事にしました。班長さんには、集合時間と場所を伝えます。

ピアノを弾きたいという班もありました。A子ちゃんの班です。A子ちゃんは、素晴らしい演奏を聴かせてくれました。

その間に、もの凄い勢いで走り回っている子ども達がいます。スタンプラリー班です!離れた1年生がいると探しに行き、B男君とD男君は、大忙し。何往復もしています。

でも、全員、時間までに戻ってきました。班長さんたち、凄い!素晴らしい統率力です。

素晴らしい演奏
スタンプラリー組

「わくわくデスク」でも、班ごとに思い思いに遊びます。早く遊び終わった班は、すぐ隣りにある「デジタルきゃんぱす」に移動しています。

身体を使って、デジタルゲームを動かします。大人気のコーナー。モコプラ以外の子ども達、小さな子もいます。みんな順番を守って、小さな子にも配慮して、遊ぶ事が出来ました。

タッチ!!
風船待て~!

最後はまた、「スペースアスレチック」に戻ります。

午前中は怖がっていたE子ちゃんも、遊ぶ気満々で嬉しそう。中では、鬼ごっこでかなり走り回った?ようです。室内なのに、出てきた時は汗びっしょり。急いで、水分補給と塩分をチャージします。ひと息ついて、帰り支度です。

「えーっ、まだ帰りたくない!」という声もチラホラ。

今回は大人数なので出来なかったけれど、ロッククライミングも楽しそう。

「ちょっとだけ遠いけど、家族でまた遊びにきてね。」そう声を掛けて、西新井の駅迄戻ります。

帰り道のできごと

電車に乗る前に、おやつタイム。今日は、ソフトクリームです。今日の思い出をあれこれ話しながら、冷たいソフトクリームを頬張ります。みんな、満足そうな笑顔です。

さて、四ツ谷迄帰りますよ〜。班長さん達、よろしくお願いします!

帰りの車内、1年生は疲れて3人も寝てしまいました。熟睡です。

降りる前に起こして、自力で歩ける子1人。スタッフが抱えながら歩く子1人。

もう1人は、自力で立つものの、まだ覚醒しておらず、寝ぼけています。その子をE子ちゃんが助けてくれました。四ツ谷駅からモコプラに帰る路上でも、E子ちゃんは、寝ぼけていた男の子に寄り添って、色々話しかけながら面倒を見てくれています。

ここでもまた、微笑ましい光景が見られました。

往復の道中も安全に、大騒ぎすることもなく落ち着いて行動が出来たのは、4人の班長さんとE子ちゃんのおかげです。もちろん、班長さんの指示をきちんと聞いて、安全に行動出来たモコプラの子ども達もとても素晴らしい!

お互いに助け合いながら、思いきり楽しんで遊ぶ。そんな子ども達を誇らしく思える1日でした。


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記事監修者 橋本直子

執筆監修者 橋本直子(はしもと なおこ)

株式会社MOCOPLA代表取締役
一般社団法人日本教育メソッド研究機構(JEMRO)監事

教育実習時に教師は向いていないと思い、一般企業勤務後に寿退社。子育ての中で、子どもが言葉や数量感覚を獲得していく過程が面白く「子どもって面白い!育つとは?」と興味を持つ。行列ができる塾を経営しながら、男子3人を育てあげる。塾では高校生に数Ⅲまで指導していた理系女史。

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