中学受験を視野に入れた低学年アドバンスクラス

目次

MOCOPLAのスタディ・アドバンスコースのご紹介

MOCOPLAのスタディには、3年生~6年生対象の中学受験クラス、1・2年生対象のアドバンスクラス、学校や塾の補習を目的としたベーシッククラスの3つのクラスに分かれています。

今回は、小学1・2年生対象のアドバンスクラスについての紹介記事です。

もっと詳しく

対象:小学校1・2年生

実施曜日:木曜日

時間:算数40分/国語40分

算数の授業内容

冒頭部分は、集団授業のメリットを活用してワイワイ!と脳を活性化させ、その後は個々人が黙々と自分自身と向き合う時間にしています。

冒頭部分について

算数は毎回お題を決めて、様々な観察をしてくるのが宿題です。

お題を決めて身の回りを観察する事は、流れていく風景を漫然と眺めるのとは大きな違いがあります。

前回のお題は「フルーツ」。

ドラゴンフルーツ・マンゴー等、近年登場した物はたくさん挙がりますが、枇杷・柿・無花果等は忘れ去られていました。

「みかんとオレンジは同じ物なの?」等の疑問も皆で話し合います。

そして、今回のお題はハードルを上げました。

「五角形(ごかっけい)」です。

皆さんは五角形の物を1分間で何個言えるでしょうか?・・・なかなかに難しい宿題だと認識してもらえると思います。

ハードルが高い宿題の時はご家庭に協力をお願いしています。

週末に家族で「ごかくけい」「ゴカクケイ」「五角形」・・・・。

楽しい時間になったのではと思います。絵馬の実物を持ってきてくれた子もいました。

後半部分について

後半はパズルタイムです。

子ども自らの力で課題と向き合い、アプローチを吟味し、行き詰ると視点を変えることを学びます。

答えは教えません。

まさに自分との闘いでもあります。

一心な思いで耳まで紅潮させ挑み、 “できた”の歓声を挙げるや否や”つぎ!”と気迫をみなぎらせています。

こうして、部分的な視野から全体をみわたす視点を培い、先を読む力へと成⻑していっています 。

子どもならではのボーダレスの逞しい好奇心・探究心で、夢中になる体験を重ねています。

国語の授業内容

冒頭部分について

冒頭はみんなで名文・名句を暗唱します。

名文・名句は、日本語の響きやリズムの心地よさを体感できます。

課題の暗唱を各々の節回し(イントネーション)で滔々と諳んじる姿や、 何気ない瞬間に、まるで歌をうたうように唱える姿は圧巻です。

リズム・音を真似て、自作の俳句・ことわざを創作し興じる子ども達もいます。

そうして、子ども達は歴史を生き抜いた言葉に魅了され、 意味や場面を知りたという自発的な思いから、自らの力で言葉の意味を獲得していきます。

名文・名句は人生に彩を与えます。

皆さんも折々に浮かんでくるものがあるのではないでしょうか?

例えば教科書掲載で有名な与謝野晶子さんの「金色のちひさき鳥のかたちして いてふちるなり夕日のおかに」。

これにピッタリの景色に出会った時、まるで晶子さんと一緒に眺めている様な気持ちになりませんか?

映画やドラマの名セリフも同様ですね。

今回の暗唱は有島武郎『小さき者へ』でした。次回は「月」の名称。

完璧に覚えているのに、いざお披露目となると緊張で途中が飛んでしまったりする子もいます。

そんな時はお友達が、アイコンタクトや顔の前でかすかに手を動かして「違っているよ」サインを優しく出してくれています。

後半部分について

国語の後半は、文章を論理的に捉える練習を行っています。

長くなりますので詳細は次の機会にお伝えします。

数々の試行錯誤を経て、”できちゃった体験”を積みあげた子どもは、自身への品位(プライド)・自信を得て、 知らない・分からないを恐れず 自分の学びへと歩を進めています。

子どもは、興味のある事にとことん夢中になる特徴をもっています。

そんな点からも、学びにおける課題の渡し方がとても重要です。

アドバンスクラスではしっかり感じ深く考えられるよう、対話をし、子どもの発信を受容し子どもの立ち位置を見定めて動・静の時間を組み立てています。

子ども達が伸び行く方へ伸びられるよう、サポートしていきます。

そして、アドバンスクラスの宿題は「家族で楽しむきっかけ」としてご活用いただいています。

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