地引網体験
目次
「地引網体験」当日のスケジュール
07:55 | MOCOPLA四谷教室 出発 |
10:15 | 到着 |
10:30 | 出航&地引網体験 |
12:00 | 昼食 「サバの塩焼き&あんこうの味噌汁」 |
13:00 | 海岸掃除&石拾い |
14:00 | 平塚市総合公園にて外遊び |
17:30 | MOCOPLA四谷教室 到着 |
「地引網体験」当日の様子
出発から到着まで
4月5日快晴。
富久クロスタワーのマンション前には、すでに大勢の子ども達が集まって、賑やかにワイワイとお喋りをしています。
今日は待ちに待った地引網体験の日。きっと楽しい一日になる事でしょう。
お父様やお母様たちに見送られ、バスはMOCOPLA へと移動します。
41名、全員が揃ったところで、先ずは、運転手さんからの注意事項です。
★走行中は、シートベルトを必ず締める。
★窓は開け過ぎないようにして、手や頭は、絶対に窓の外に出さない。
★走行中に席を移動しない。
いよいよ、MOCOPLA出発。
たまみ先生、ゆり先生に見送られ、子ども達は、全員笑顔です。
バスの中からは、千鳥ヶ淵の桜がよく見えます。
晴れ間が広がってきて、まさに行楽日和。昨日の大雨が嘘のよう。
お喋りを楽しんでいる間に、バスは進み、雪をかぶった富士山が綺麗に見えてきました。歓声が上がります。「こんな大きな富士山は見た事がない」と言ってる子もいます。
途中で渋滞に巻き込まれてしまいました。
9時10分の到着予定が大幅に遅れそうです。漁船は出航しちゃったかしら?ハラハラドキドキです。
1時間遅れで、到着しました。
早足で海岸へと移動しましたが、優しい漁師さんたちは、私たちの到着を待っていてくれました!
地引網体験スタート!
地引網って?
地引網とは、網の両端についたロープの一方を海岸で固定し、もう一方のロープと網を船に積んで沖合いに向かって船を走らせ、走りながら網を海岸に平行に入れ、残ったもう一方のロープを海岸に持って帰ります。 そして、その両方のロープを海岸で引く昔ながらの漁業です。
今日は、その海岸でローブを引く作業を手伝います。
さて、みんなで漁船の出航を見送ります。
行ってらっしゃ〜い!
たくさんの魚が取れますように!
地引網引き
漁船が海に出ている間に、地引網を引く準備をしましょう。
荷物を置いて、ゼッケンを付けて、ちょっとゆっくり…と思っていたら、もう「海岸に戻ってくださぁーい!」と声が掛かりました。早い、早い。
大慌てで、ロープの側に並びます。「引いて、引いて〜」という掛け声のもと、一斉にロープを引きます。子ども達が、引いてくると、ロープの端を、漁師さんが綺麗に丸めていきます。そこまで来ると、また海に近い方まで走って、ロープを引きます。もう何回往復した事でしょう。「これじゃあ綱引きだ〜」という声が聞こえます。
朝の寒かったお天気はどこへやら…気温はぐんぐん上がり、海岸は、もう初夏の暑さです。思っていた以上に重いロープに、元気な子ども達もヘトヘトになりました。
ようやく網が引き上がり、みんな集まって、今日の収穫を覗き込みます。あれっ?あれれ…?これだけ?笑笑
残念ながら、今回は、漁師さん達もがっかり…。みんなも苦笑い。
「あーっ!お腹が空いた〜。ペコペコだぁ〜」という声があちらこちらから聞こえ始めました。 それもそのはず、砂浜の奥で、お魚の焼ける良い匂いが漂ってきています。でも、時刻は11時を回ったばかり。まだまだお昼タイムではありません。
取れた魚を順番に見せてもらって、どんな魚なのか教えてもらいます。
しらす、鯵、鯖、ふぐ、鯛、あんこう…。なんの躊躇いもなく触れる子もいれば、「怖かったけど、触れるようになった」と言う子もいます。みんな興味津々で、お話も熱心に聞いていました。
また、魚捌きも見学します。大人に手伝ってもらいながら、実際に捌いてみる子も、沢山いました。みんなとっても上手です!
昼食タイム
さて、ようやく待ちに待った昼食です。一人一人に炭火で焼いた鯖が一匹ずつ配られました。
あんこうのお味噌汁もあります。魚はふっくら焼けていて、お味噌汁もとっても美味しい!
いつもは、好き嫌いの多い子も、無我夢中で食べています。ほとんどのお子さんが、お魚を持ち帰る事はなく、その場で食べたのではないでしょうか。
昼食の後は、海岸でゴミを拾ったり、好きな石を探して、持ち帰りました。
平塚市総合公園にて外遊び
MOCOPLA 生は漁師さん達とお別れして平塚市総合公園に移動します。
広い広い芝生の広場を横切る時、遅れて歩く子ども達に、「よーい、ドン!」と声を掛けると、みんな一斉に走り出します。3回声を掛けましたが、3回とも、弾かれたように走り出す…本当に子どもって可愛いですね。MOCOPLA荻窪生とも、仲良く交流できました。
芝生の先には、それはそれは魅力的な遊具が待っていました。アスレチックのような遊具から、長い長い滑り台がついています。お天気が良いので、遊具には大勢の子ども達がいて、MOCOPLA 生も一緒になって楽しみます。広場でサッカーを楽しむメンバーもいました。
約1時間、たっぷり遊べたような、もっと遊んでいたかったような…。名残り惜しい気持ちと共に、バスに戻ります。
MOCOPLA四谷教室 到着
一路帰宅の途につきます。
帰りの車中、園児と1年生は、全員ぐっすり寝ています。サッカーで走り回ったメンバーも寝ています。でも、最後まで楽しそうに話している元気な強者達もいました。
予定より30分遅れましたが、最後まで誰一人体調を崩す事もなく、全員元気に帰宅出来ました。
さいごに
子ども達は、今日の体験を、ご家庭でどのようにお話したでしょうか?
これを機にお魚が好きになったお子さんもいるでしょう。
都会に住む子ども達にとって、漁業は身近ではありません。
身近にない非日常の体験。
身体を動かして友達と楽しむ、記憶に残るイベントをこれからも提供していきたいと思っています。