京華学園 塾対象説明会のご報告

京華学園(京華中学・高等学校、京華女子中学・高等学校、京華商業高等学校)3校合同説明会に参加してきました。

最寄駅は、都営三田線の「千石」or「白山」。または、メトロ南北線の「本駒込」。今回は「本駒込」で下車。名所「白山神社」の境内を抜けて(通学路としてはアウト?)学園まで。所要時間は10分強といったところ。MOCOPLA四ツ谷教室のある、四ツ谷近辺からですと、南北線利用が便利です。

目次

京華学園の特徴

大きなトピックとしては、来春(2024年)スタートする、「三校ワンキャンパス」プロジェクトでしょうか。間に東洋大学を挟んで、やや離れたところに位置する女子中・高が、新校舎に移転し、三校が一箇所のスペースに集います。

ただし、これは、「3校統合」でも「共学化」でもないとのこと。

男子校、女子高、商業高校(共学)と、各学校の持ち味を活かしつつ、協働できる場面(文化祭などの学校行事や英検・漢検対策等)では、積極的に「共学的要素」を導入していく、とのことです。国学院久我山や桐光学園のような私学で実践されている学校運営が、イメージされます。

同年齢であっても、とりわけ精神的な成熟度ということでいえば、男女間には、大きなギャップがあります。

「別学」を導入することで、男女それぞれの成長段階に見合う教育環境を提供する。いっぽうで、男女の協働作業を通じて、お互いの在り方の違いを理解し、尊重する姿勢を身につけていく。なかなか興味深い取り組みだと思います。

詳細につきましては、学校のH.Pをご覧ください。

中学入試の傾向

さて、中学入試の動向についですが。男子京華、女子京華ともに、今春(2023年)の入試では、応募者数・受験者数とも、大きく増やしています。

「英語入試」や「適性検査型入試」、「得意科目重視型入試(京華女子)」等、入試の「間口」が広いということもあるでしょう。でも、それ以上に、最近の中学入試に顕著な、「受験者層のすそ野の広がり」を感じさせます。

そのせいでしょうか、京華に限らず、「偏差値ランキング」では、従来、“お買い得(失礼!)”だったはずの学校が、軒並み難化している状況が生まれています(もちろん、「学校間格差」はありますが)。

受験対策の開始が遅れた生徒は、「偏差値」というモノサシだけでは、その子の真の実力や将来性は測れません。

そんななか、ランキングでは「上の方」になくても、子供の個性を受けとめ、懇切丁寧な指導を「売り」にしている学校が、とくに人気を集めているようです。

「京華」は、いわゆる進学校です。しかしながら、男女問わず、「ギスギスした雰囲気」を感じさせない校風が魅力です。

学校サイドが、ひとりひとりの現状を把握・肯定し、その子の成長にとって、いま、何が必要なのかを考え、手厚い指導をおこなっているからでしょう。安心して子どもを預けられる学校のひとつだと思います。受験雑誌等の「おススメ特集」などで、上位にランクされることが多いのも、うなずけます。

さいごに

今回は、来年入試に向けての具体的な話は出ていません。秋の説明会では、より具体的な情報が提供されると思いますので、情報を適宜、追加していきたいと思います。

京華学園に興味をお持ちの方は、MOCOPLA四ツ谷教室までご連絡ください。数に限りはありますが、学校案内等、資料を提供させていただきます。

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