STUDY 【中学受験クラス】

STUDYでは、今年度の中学入試が無事終わり、2月から新年度が始まりました。今回はそんな、中学受験クラスの様子についてお伝えします。

目次

子どもたちの様子

新小3クラス

新小3クラスで学習をスタートしたのは、先日までアドバンスクラスを受講していた3人です。

算数の第1回目の授業テーマは掛け算で、学校でも九九をやったばかりの3人は「余裕~!」とばかりにとばしていましたが、第2回目の授業では早くも割り算が出現。Kくんは「え、もう割り算?!」と少し困惑気味でしたが、丁寧に授業を進めることで、自信をもって割り算にも取り組めるようになりました。

アドバンスクラスで使っている教材は、国語も算数もゲーム感覚で進められるもので、『自習学習を基本』としています。だからこそ【ルールを正確に把握する】ことができないと、正解を導き出せません。問題文を丁寧に読まずに「わかんなーい」と諦めそうになる子には、一緒に問題文を読んであげるだけで「わかった!」となることがとても多いです。

受験のための学習では、これがさらに重要になります。問題の条件整理ができていないと、何を答えていいのかが分かりません。先日Rくんは、算数の授業でまさにこの状態に陥ってしまい、頭を抱えてプチパニック…決して解けない問題ではなかったため、一緒に問題を読むことですぐに解決することができ、笑顔で授業を終えることが出来たのでした。

これからいろんな教科のいろんな問題に触れていきます。ゲームで新しい武器を手に入れるように、楽しみながらどんどん身に着けてほしいです。

新小4クラス

今年の新小4クラスは、元気いっぱいの5人です。4年生になると、国語・算数に理科・社会を加えた4教科授業となり、入試に向けて本格的な授業という感じがしてきます。

理科のカリキュラムは、春の様子から始まります。チョウやカブトムシといった昆虫、メダカやサケといった魚、ハクチョウやツバメなどの鳥、卵からカエルになるまで、様々な草花や作物…などなど、おもしろい話が続きます。

しかし、ここで心配したのは「虫が大嫌い!」という子がある一定数いること。「虫の絵や写真があるから理科が嫌い」と言う子もいました。さて、今年の4年生はどうだろう…と思っていましたが、心配無用!みんな楽しそうに授業を受けてくれています。

わんぱくな男子に交じって紅一点のSさんは、1・2年生時はアドバンスクラス、3年生時は理科実験教室も受講していました。もともと動物や植物の観察が好きなようで、特に花については「近くの〇〇でみたことある!」と教えてくれます。前述の虫嫌いも一切なく、理科の授業に積極的に取り組んでくれています。

のんびり屋さんのSさん、成長を感じる出来事がありました。4年生以上は授業の間に軽食の時間があり、新4年生は全員MOCOPLAで用意した夕食を食べているのですが、しっかり時間を守って2コマ目の授業に参加しています。さらに、帰り支度もてきぱきとできるようになりました。時間の管理ができるようになるのは、おとなへの第一歩ではないでしょうか。

少しずつ、でも着実に、一歩一歩成長を積み重ねてくれると嬉しいです。


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記事監修者 橋本直子

執筆監修者 橋本直子(はしもと なおこ)

株式会社MOCOPLA代表取締役
一般社団法人日本教育メソッド研究機構(JEMRO)監事

教育実習時に教師は向いていないと思い、一般企業勤務後に寿退社。子育ての中で、子どもが言葉や数量感覚を獲得していく過程が面白く「子どもって面白い!育つとは?」と興味を持つ。行列ができる塾を経営しながら、男子3人を育てあげる。塾では高校生に数Ⅲまで指導していた理系女史。

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