夏休みイベントのご報告 【7月】|四ツ谷 民間学童保育MOCOPLA

こんにちは。MOCOPLA(モコプラ)四ツ谷教室です。

MOCOPLA四ツ谷教室は、民間学童保育(キッズクラブ)を中心に各種習い事教室(レッスン)・学習塾(補習から中学受験クラスまで)をおこなっている総合教育事業です。

今回は7月に行われた、夏休みのイベントのご報告です。既に秋のイベント『秋の親子でMOCOPLAデイキャンプ』のお申し込みも開始しています!是非、MOCOPLA四ツ谷教室に遊びに来て下さい。

目次

7月23日(火) 科学技術館

夏休み最初のイベントは、科学技術館へ行ってきました。24名が参加してくれて、「楽しかった!」「また行きたい!」と、楽しい夏休みのはじまりになったのではないでしょうか。

科学技術館に到着すると、ワクワクしながら受付でチケットを受け取ります。館内では4チームに分かれ、2.3年生のリーダー・サブリーダーを中心に周りました。マップを受け取ると、お目当ての展示物を吟味し、どのルートで見ていくか話し始めました。

2階から5階まで、展示物や体験できるスポットがたくさんあり、1日中遊べます。中でも、子ども達が最もハマったのは5階のメカ。1人で体験できるものだけでなく、何人かで力を合わせないと体験できないものもあり、チームワーク力も試されるような展示室になっています。

【メカとは?】

『振り子』や『ミラクルロープ』など、ねじやてこ・歯車など、機械要素を使った装置で物理の原理を体験できます。一人では動かせないものは周りの子と協力して動かすなど、楽しい要素がいっぱいです。

体験できるものが1種類ではないので、何回も体験して、その度に役割を変えるなど、子どもたちの中でコミュニケーションが最も育まれた場所となりました。

帰りの電車内、今日の出来事を話しながら、1日の思い出を振り返っていました。今回の体験は、まさに彼らの好奇心や学ぶ意欲を掻き立てたのだと感じる瞬間でした。科学技術館へのお出かけは、子ども達が学びながら楽しむことができる貴重なイベントになったのではないでしょうか。

7月25日(水) ディンプルアートに挑戦!

ディンプルアートってなに??そんな会話から、イベントが始まりました。

【ディンプルアートとは】

ディンプルアートは、特殊なインクを使って描くアートです。下絵に沿って黒いインクで輪郭をとり、その輪郭の内側を色とりどりのインクで塗ります。使用するインクは透過性があるため、光にあてると美しい輝きを作り出します。窓辺に飾ると、まるでステンドグラスのように光を受けてキラキラときらめきます。

【ねらい】

①創造性を引き出す

②集中力を養う

③達成感を感じる

子どもたちの様子

机の上には、サンプルアートが飾らせています。子ども達はそのキラキラ輝く作品に興味深々。「キラキラしてる~」「ボコボコしてて面白い~」「できるかなぁ~」と様々な声が聞えてきます。窓からの光でアートがキラキラと輝き、子ども達もワクワクの表情です!

今回は、下絵を4点用意しました。子ども達には、好きな下絵をそれぞれ自由に選んでもらいました。下絵を選ばずに、自分で好きな絵を描いた子もいます。

いよいよスタート。まずは、透明のプラスティック板の下に、下絵を重ねます。そして、黒インクで下絵をなぞりながら、縁取りをします。しっかりと縁取りをしようと、みんな、一言も話すこともなく静かに集中して取り組んでいます。まるで図書館の中にいるかのような静けさです。

すると、突然「難しいよぉ」「上手くできた!」「インクが出すぎたぁ~!!」という声が教室に響きました。一通り縁取りが終わったようです。

次は、縁取りした黒インクの乾燥タイムです。うちわを使ってパタパタと仰ぎ、乾燥を早めます。「早く乾け~早く乾け~」と呪文のように言いながら、協力して扇ぎ合っている子ども達もいます。

子ども達の絵は10分もすると乾きあがりました。

次は好きな色のインクを使って縁の内側を塗っていきます。ここが、子ども達のオリジナリティが一番出る工程です。みんな楽しそうに自由に思い思いの色で塗り進んでいきます。縁取った内側を隙間なくしっかり塗るつぶすには根気が必要です。

普段モコプラで元気いっぱいで走り回っている子ども達も、この時ばかりは職人のような真剣な表情です。しっかり塗り終わると「きれいになったぁ!」「自分の好きな色でできた♪」と喜びの声が響き渡りました。教室全体はクリエイティブな雰囲気に包まれていました。

さいごに

完成した作品は、それぞれの個性が存分に表現されていてとても素敵です。アクティビティが終わった後、作品を一列に並べて、みんなで鑑賞会を行いました。

「キラキラしてる」「この色の組み合わせ綺麗!」「美術館みたいだね」子ども達の誇らしげな言葉が印象的でした。全員はじめての体験となった今回のディンプルアート。それぞれが真剣に取り組み、自由に表現しました。

制作を通して、表現することの楽しさや、仲間たちと感動を共有することの素晴らしさを感じたのではないでしょうか。この体験が、子ども達の夏のステキな思い出の一つとなれば嬉しいです。

7月29日(月) 災害食をつくろう

この日は災害について学び、災害食『バターチキンカレー』を作りました。

『災害』と聞くと、「地震」「津波」「台風」などの身近なものから、「土砂崩れ」「洪水」など、東京(新宿区周辺)ではあまり見られないものまで出てきます。更に、『災害が起こったらどうなるか・どうするか』まで一緒に考えてみました。連想ゲームのように様々な意見が出てきて印象的でした。

さて、いよいよ災害食作り。手を洗い、エプロン・マスクを着用してスタートです。久々のMOCOPLAでの料理体験を楽しみにしている子ども達。今日は火を使うため、いつも以上に話をよく聞いて取り掛かるよう再度ルール確認をします。

【材料】

 【ごはん 1人前】

  米 40g  水 50ml

 【バターチキンカレー 3人前】

  焼き鳥缶 1缶  野菜ジュース200ml  カレールー 1かけ  バター 10g

【作り方】

 1.手を洗う

 2.ポリ袋に材料を入れるて結ぶ(ごはんとカレー別々に)

 3.お湯に袋を入れ、30分ほど湯煎する

チームで力を合わせて、分量や順番を間違えないように取り掛かっています。特にお米は水の量を間違えると、お粥になってしまいますからね。レシピをしっかり見て、湯煎に入ります。

湯煎中は、災害クイズを行いました。自分で考えてみる時間・チームで共有する時間・発表する時間、あっという間の30分でした。何問かある中の1問と、子どもたちの回答を紹介します。

Q.災害に備えるために、日々どんな準備ができると思いますか?

A.水とか入っているリュックを用意する (小1・Rさん)

A.学校と家で、避難訓練をする。MOCOPLAでも必要かな (小2・Kさん)

A.高いところにある物を、低いところに降ろす (小4・Sさん)

様々な意見を出してくれました。そして『ハザードマップ』についてもお話しました。川や海の近くだと理解しやすいようですが、四ツ谷周辺では少し理解が難しいようでした。

その時、3年生のKさんがとても分かりやすく説明してくれました。「例えば、地下水が多くて地盤が緩いところは、地面が崩れやすかったりするし、古い建物が多い場所は崩れやすいから危ない。それを知っているだけでも、逃げる方向を決められるから安全で居られる可能性が上がるんじゃないかな。」

さすが!と言ってしまうほど完璧な回答です。低学年の子たちも理解できたようで「調べてみよう!」「聞いてみる!」と災害に備える心の準備が出来たのではないでしょうか。

最後はみんなでカレーを食べて終了です。

7月31日(水) 理科実験①【シュワシュワの正体は!?】

MOCOPLA四ツ谷教室では身の回りの物事や現象に関心を持ち観察・洞察する力を養ってほしいという思いから理科実験を行っています。

今回は「シュワシュワの化学」というタイトルで、気体の発生と、その気体が二酸化炭素であることを確かめる実験を行いました。実験で大切な事は、再現ができるか否か。という事で、先ずは実験環境の記録。気温・湿度等を記録しておきます。

実験でのお約束事は実験内容に応じて変えます。今回のお約束事は、以下です。理由が納得できると子どもたちは守ってくれます。また、ご家庭には当日の服装に関して「ヒラヒラした服や燃えやすい素材の服はご遠慮ください」というご協力をお願いしました。これも理科実験の参加時には大切な事です。

①大声を出さない:興奮して大声を出すと、その息の勢いで実験結果に影響する事もある。

②手で顔を触らない:今回の実験材料は台所で使うものを使用しますから、基本的に少量では無害なのですが、どんなものでも万が一目に入ったら危険。

③机を揺らさない:振動も実験に何らかの影響を及ぼす可能性がある。

いよいよ実験開始!

まずは気体の発生実験。2人一組で協力しながら進めます。

お互いに譲り合うグループ・役割分担をサクッと決めるグループ・役割を交互に変えるグループ…。こんな場面でも子ども達の個性が発揮されます。どの班も上手くいき大満足です。

二酸化炭素であることを確かめる実験は、『火』を使います。マッチの擦り方を確認し、各班で線香に火をつける予定でしたが、何とマッチを擦った事がない若手スタッフもいることが判明!急遽予定変更し、まとめて線香に火をつけて各班に配布。

発生した気体の中に火のついた線香を差し込み、スッと火が消えた瞬間の子どもたちの不思議そうな顔。頭の中で「エッ?ナゼ?」が湧いているようでした。

気体の発生実験も二酸化炭素である事を確かめる実験もうまくいきました。最後は残った材料で「一番たくさん気体を発生させるのはどの班かな~!!大会」思い切りよくトライした班がチャンピオンになりました。

子ども達の手先の動きを見ていて、もっと「生活」が必要であると感じました。日々の生活の中で靴ひもを結ぶ必要もなく、水道の蛇口をひねる必要もなく、、、。日々の生活が便利になるのはいい事ですが、万が一の時には指先を使う事や『火』を扱う必要も出てくるでしょう。キャンプ等でそんな機会を設けたいですね。

さいごに

今回は7月に行われた、夏休みのイベントのご報告をいたしました。

夏休みのイベントは終了いたしましたが、MOCOPLA四ツ谷教室では秋に、『秋の親子でMOCOPLAデイキャンプに行こう!』を企画しています。

是非、MOCOPLA四ツ谷教室に遊びに来てください。


MOCOPLA(モコプラ)では、放課後を最大限学びの時間にするべく、キッズクラブ(学童保育)、レッスン(習い事)、スタディ(学習塾)の総合教育を行っています。
キッズクラブや各レッスン・スタディの無料体験を実施しています。しつこい勧誘は一切ありませんので、ご安心ください。お近くのMOCOPLA教室にぜひ一度お越しください。

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記事監修者 橋本直子

執筆監修者 橋本直子(はしもと なおこ)

株式会社MOCOPLA代表取締役
一般社団法人日本教育メソッド研究機構(JEMRO)監事

教育実習時に教師は向いていないと思い、一般企業勤務後に寿退社。子育ての中で、子どもが言葉や数量感覚を獲得していく過程が面白く「子どもって面白い!育つとは?」と興味を持つ。行列ができる塾を経営しながら、男子3人を育てあげる。塾では高校生に数Ⅲまで指導していた理系女史。

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