スワッグ作り体験!子ども達とスワッグを作りました
放課後スクールMOCOPLAです。
今回は、2021年12月28日に実施したスワッグ作り体験についてレポートします。
目次
スワッグとは?
「年神様が宿る目印」と言われているしめ飾り。
来年がさらに良い年で幸せな1年になるよう願いを込めて、子ども達のオリジナル飾りを製作しました。
しめ縄、松、南天、松ぼっくり、水引、など日本古来の縁起物を使用しました。
まずはそれぞれの由来を学びました。
しめ縄
しめ縄を飾ると、その領域に悪魔は入れないとされています。
年神さまという新年の神様をお迎えするために飾ります。
新年になると、年神様が家々 にやってきて、生きる力や、幸せをさずけてくれるそう。
神様をむかえるのにふさわしい場所として、玄関に飾ります。
松
松は、冬でも青々とした葉をしげらせる長生きのシンボルです。
松の漢字は、「神を待つ」「神を祀る」が由来とされています。
みんなで分け合いみんなのものにする。
かかえこむ。独り占めする。という意味があります。
南天
南天の花言葉は「良い家庭」。
難を転じる/火災を防ぐ。
魔除けの意味があります。
水引き
水引きには、引けば引くほど、つよくむすばれることから「人と人をむすびつける」という意味があります。
水引きの主な種類として、「ちょうむすび」「結び切り」「あわじむすび」などがあります。
ちょうむすび(花むすび)は、「なんどでもむすび直せる」ことから、出産・入学・お年玉などに使います。
結び切り(真結び)は、むすび目がかたく、一度むすぶと解けないため、くり返すことがないようにという意味をこめて、結婚式・病気のおみまいなどに使います。
あわじむすびは、結び切りより複雑なむすび方であることから「末永く続くように」 という意味がこめられ、結婚式などによく使われます。
スワッグ作りで体験内容
スワッグの由来を学んだ上で、好きな花材を選びます。
「縦長にしたい」「少し斜めにしようかな」などそれぞれのイメージを膨らませ、真剣な表情でしめ縄に合うようにデザインを考えていました。
デザインが決まると、ハサミを使って、花材を切っていきます。
作業中は松の香りや感触などを楽しみながら、作品を作っていました。
次に水引きのデザインを考えます。
金色だけにする子もいれば、白や赤をたくさん組み合わせ、好きな輪の形に結んでいきます。
水引きは、一本一本が細長く、滑り安い。
結んできれいな輪にするのは、少し難しかったですね。
大きな松ぼっくりを中央に針金でぐるぐる巻き付けた後、最後に和紙で包み、赤や紺のひもを巻いて完成です。
和紙の位置にはみんなすごく拘っていました。
今回のお正月飾りでは、手作りの醍醐味を十分に味わうことができました。
大事そうに抱えて帰る姿がとても印象的でした。
今年も良い年になりますように。