小学1年生でも楽しめる「カタン」

新しいボードゲームをやりました

MOCOLPAにはボードゲーム好きなスタッフがいるため、1年生でも楽しめるボードゲームをいくつか置いています。

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世界中で2000万個以上売れており、1995年ドイツゲーム大賞や1999〜2000年 日本テーブルゲーム グランプリ1位など、たくさん受賞している超有名かつ名作の『カタン』をMOCOPLAでもやってみました。

今回はカタンで楽しむ子ども達の様子などをお伝えします。

カタンはこんなゲームです

サイコロを使う『運』、ポイントを稼ぐための『戦術』、そして持っている資源を交換するため他のプレーヤーとの『交渉術』の3つの要素が必要なゲームです。

運と戦術のバランスが優れているため、子どもや初心者でも勝つことが出来ます。

実際MOOCPLAでもスタッフが子ども達に何度も負けています。

さらに『交渉』することで、さらに面白さがUPしています。

対象年齢は8歳以上、プレイ時間は1時間とかなりハードなゲームですが、MOCOPLAでは1年生も楽しんでプレイしています。

ゲームの勝敗

10ポイントを取ったら勝ちです。

ポイントを得るためには

① 開拓地(1ポイント)と都市(2ポイント)の建設

② 最長交易路を得る(2ポイント)

③ 最大騎士力を得る(2ポイント)

④ ポイントカードを得る(1ポイント)

詳しいルール説明はコチラをご覧ください。

どんな風にポイントを稼いでいくかは、プレーヤー次第。

開拓地と都市を建設しつつ最長交易路を目指す子、ポイントカードと最大騎士力を得るために発展カードを買いまくる子さまざまです。

他のプレーヤーの狙いを読んで、邪魔をしたり協力して自分も利を得たりしていくのもこのゲームの面白いポイントです。

教育的効果

ただ楽しいだけでも十分なのですが、そうではないのがMOCOPLAでやるボードゲーム『カタン』です。

どんな力が付くか

➀ 理解力

理解力とは物事の仕組みや状況を適切に判断する能力です。

今回導入した『カタン』は今まで遊んでいたものよりルールがかなり複雑です。

それを理解して覚えるだけでもかなり大変ですが、MOCOPLAでは取り敢えずやってみながら覚えよう精神でやっています。

「わかる」ためには、実際に身体を動かしながら頭を使って理解していくことが大事ですよね。

最初は「分からないからやらない」と言っていた子も、他の子が楽しそうにプレイしているとやりたくなってチャレンジします。

② 説明力

説明は自分自身がルールを十分に理解して、相手にどの順番に伝えると分かりやすいのかを考える必要があります。

大人でも難しい事ですが、子ども達は説明するのが大好きです。

最初はなかなか伝わりませんが、トライ&エラーを繰り返しながら、少しずつ上手になっていきます。

③ 交渉力

自分の持っている資材と他のプレーヤーが持ってい資材を交渉によって交換することが出来ます。

自分だけが有利になるような交渉は誰も受けてくれません。

自分にも相手にも有利になる交換を見つけたり、自分だけが得をしすぎない様に説得する話術も必要になります。

ポイントが一番多い子は交渉が難しくなったり、普段から優しい子は交渉しやすかったりもします。

大人の世界を垣間見えるようで、子ども達は楽しそうです。

カタンにはいろんな拡張版があります

カタンスタンダード版は4人までのプレイですが、6人までプレイできる拡張版や、新しいルールがプラスされ、スタンダード版があれば遊べる「都市と騎士版」「カタンの開拓者たち 航海者版」「商人と蛮族版」「カタンの開拓者たち 探検者と海賊版」や、それ単体でも遊べる「アメリカの開拓者たち」「宇宙開拓者版」などがあります。

子ども達がスタンダード版に慣れたら、新しい拡張版を購入したいです。

ご家族でも楽しめるボードゲームですので、ご興味があればぜひやってみてください。


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記事監修者 橋本直子

執筆監修者 橋本直子(はしもと なおこ)

株式会社MOCOPLA代表取締役
一般社団法人日本教育メソッド研究機構(JEMRO)監事

教育実習時に教師は向いていないと思い、一般企業勤務後に寿退社。子育ての中で、子どもが言葉や数量感覚を獲得していく過程が面白く「子どもって面白い!育つとは?」と興味を持つ。行列ができる塾を経営しながら、男子3人を育てあげる。塾では高校生に数Ⅲまで指導していた理系女史。

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