アクティビティ 【神経衰弱】
モコプラのアクティビティでは、ただ遊ぶだけでなく、子どもたちの成長を促すために「ねらい」を意識しています。
今回のねらい
①ルールを理解して遊ぶ楽しさを知る。
②子どもたち同士で、ルールを確認し合う姿が見られる 。
③自分の順番が来るまで待つことができるようになる 。
④勝ち負けを経験することで感情をコントロールする 。
目次
神経衰弱とは?
トランプゲームの定番である「神経衰弱」。順番にカードを2枚ずつめくりながら、どこに何の絵柄や数字があるかを覚え、ペアを探していく遊びです。記憶力がグンと伸びた子は、「神経衰弱が好き」という子がかなりの割合でいるそうです。
神経衰弱は、遊びながら『記憶力』『集中力』『認知力』を向上させるトレーニングになります。ある本によると、子どもの記憶力(ワーキングメモリ)を効率よく鍛えるのには、「神経衰弱が最強!」とのこと。
学習面はもちろん、生きていく環境で大切なスキル『記憶力』!!
今回は『記憶力』をテーマにしたアクティビティです。
アクティビティ中の様子
カード作り
神経衰弱に使用するカードを、子ども達みんなで作りました。
子ども達の好きなくだもの、乗り物、キャラクターなど…
テーマは『自由』なので、文を書く子どももいます。
個性あふれるカードがたくさん完成しました!
ゲーム中
神経衰弱は誰もが知るおなじみのゲームで、トランプはおうち遊びとして家庭で取り入れていることも多いので、子どもたちの中には既にルールを知っている子も多くいました。
やったことのない子には、知っている子がしっかりとルール説明をしてくれます。
さり気なく教えている姿は頼もしく感じます。
子ども達には2人1組のチームをつくってもらい、モコプラ杯 神経衰弱ペアマッチの開催です!!
カードを裏返してシャッフル。2人交互に一枚ずつ裏返していきます。
覚えているカードを教え合ったり、お互いを応援し合ったりといったチームワークが感じられました。
「え~どこに何があるかわからないよ~。」「しっかりカードの位置おぼえておいて!」「やばい、やばい、覚えられない。」
頭を抱えながらカードの位置を見つめます。子ども達は、みんな集中モードに入っています。
自分が裏返したカードの位置はもちろん、友達が裏返したカードもしっかりと見て記憶しようと頑張っていました。
「あっ!このカードさっき出た出た。このカードどこだっけ?」
と記憶をたどって考えている子どもに
「このカードはここらへん~」と
ヒントを教えている子どももいれば、指を差し、
「これだよ、これっ!」と思わず、答えを教えてしまう子どももいました(笑)
結果発表
そして…結果発表〜!
全員で 『1、2、3…』 と数えていきます。
今回は2チーム『7ペア』で同点優勝でした!
子ども達からは「やったぁー、たくさん取れた。」と嬉しそうに話したり、
「次は1番になりたい」と意欲的な発言も聞こえました。
さいごに
たくさんのカードを覚えようとすることで、子ども達は楽しみながら記憶力や集中力を養うことができます。また、ゲーム性が強いので、勝った嬉しさ、負けた悔しさ、なかなかカードが獲得できない苛立ちなどの感情も経験できました。さまざまな成長が期待できるアクティビティでした。
次回は、もっとカードを増やして
モコプラ四ツ谷教室『神経衰弱 王者決定戦!!』を開催しようと思います。
『記憶力KING』は誰だ?!