春休みアクティビティ③ 【護身術体験】

3月最後のアクティビティは、【護身術体験】でした。

総合格闘家 山口芽生さんをお招きし、自分の身を自分で守るための技を教えて頂きました。

目次

護身術とは?

「護身術知っている人?」という質問に「空手!」「自分の身体を守ること!」等、多くの声が聞こえてきました。

「危ないなと思ったとき、自分で自分の身体を守れるような技を覚えることだよ」と話があると、「防犯ブザーあるもん!」「大きな声出せば大丈夫!!」と逞しい面も見られましたが、先生の真剣な話に背筋をピンと伸ばして聴き入っています。

護身術体験スタート

護身術体験 開始

誰かに捕まれそうになったら!?~自分の身を守る態勢~

初めに、自分の身を守る基本態勢について学びました。『急に誰かに押された時』『急に誰かに捕まれそうになった時』、どのような態勢でいれば怪我が少なくて済むのか、見よう見まねでやってみています。

どこに力を入れれば良いのか、どのくらい深く沈めば良いのか等、質問しながら教わります。

誰かに捕まれそうになった時の姿勢
誰かに捕まれそうになった時の姿勢

誰かに腕を掴まれたら!?~腕を振り払う技~

次に、『誰かに腕を急に掴まれたら』のケースを想定して技を習得します。ポイントは以下だそうです。

1.相手の親指と人差し指の部分を上に向ける

2.掴まれた腕と同じ足を前に出す

3.肘を相手の方に向ける

4.思いっきり上に引っ張る

急に腕を掴まれたら!?
力をいっぱい入れて!!

状況がリアルなだけあって、「怖い…」と言う子もいましたが、「いつもは周りの大人が助けてくれるから大丈夫だよ。でももしもの場合、今、技を覚えられたら安心じゃない!?」とお話ししながら、一生懸命取り組みました。

相手の力が強くて振り切れなかったら!?~金的蹴り~

また、とっても力が強くて振り払えなかった場合の、『金的蹴り』も習いました。ポイントは、とにかく思いっきり上に蹴ること!!だそうです。サッカーを習っている子は「蹴るのは超得意!」と意気込んでいて、「おりゃー!!!」と元気いっぱいでした。

金的蹴りの練習
思いっきり蹴る!!

さいごに

今回は春休みアクティビティ【護身術体験】の紹介をしました。

最近は、子どもたちの下校時間には下校路に大人がたくさん居たり、防犯ブザーがあったりと安心できることも多いですが、いざとなった時、自分の身を守れる術を知っているだけで、安心感は増えますよね。

今後も子ども達の危機管理に役立つアクティビティを考えていきたいと思います。


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記事監修者 橋本直子

執筆監修者 橋本直子(はしもと なおこ)

株式会社MOCOPLA代表取締役
一般社団法人日本教育メソッド研究機構(JEMRO)監事

教育実習時に教師は向いていないと思い、一般企業勤務後に寿退社。子育ての中で、子どもが言葉や数量感覚を獲得していく過程が面白く「子どもって面白い!育つとは?」と興味を持つ。行列ができる塾を経営しながら、男子3人を育てあげる。塾では高校生に数Ⅲまで指導していた理系女史。

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