春のアクティビティ④ 【食育 味噌作り体験】

モコプラの味噌づくり!

毎年楽しみにしてくれる子ども達がいるので今年の春も開催しました。

モコプラでは、子ども達の身体の成長と心の発育を支える「食」との関りを大切にしています。体験を中心とした「食育活動」にも取り組んでいます。

活動内容はさまざまですが、モコプラが大事にしているのは、『子ども達が主役』であることと、『一人ひとりの気づき』です。自分達の身体をつくる「食」について意識し、興味を持つこと。そして、それはどのように作られているのかなどを実際に「見て」「聞いて」「やってみる」ことで、食材に対する理解や感謝、大切にする心を育んでいます。

たくさんの食育活動を行っていますが、毎年好評の食育活動の一つが「味噌作り」。「味噌は何からできている?」どんなものからどんなふうにできているか、など体験を通して学びます。味噌づくりは、家庭ではなかなか経験できない楽しい時間です。更に「発酵」という不思議な現象について体験できる食育の絶好の機会にもなります。

味噌作り開始♪
材料は何だろう~??
目次

味噌作りの前に

材料は?

「お味噌は何の豆からできているでしょ〜?」と質問してみると、『麦〜』『枝豆〜』『コーヒー豆〜』

近からず遠からず…(笑)

でも、「大豆からできているものは?」と聞くと『納豆〜』『豆腐〜』『醤油』など、たくさん声が聞こえてきます。

材料は…大豆・麹・塩です。

発酵とは?

麹菌により味噌の原料である米のデンプンやたんぱく質などが分解され、ぶどう糖や、アミノ酸、脂肪酸が生まれ、大豆を美味しく栄養いっぱいに変身させてくれます。

塩を入れる理由は、腐らないようするためです。 

味噌作り開始

大豆、麹、塩は、ジップロックにそれぞれの分量で用意しておきます。

 ①まずは麹と塩を混ぜます。よく混ざったら、その袋に煮大豆を入れます。 

 ②豆の形が見えなくなるまで手で揉んでつぶします。

この作業は、味噌づくりの一番楽しいところです!子ども達からは「美味しそ〜」とか「いいにおいがする~!」など様々な感想が飛び出します。

大変だ~!
たくさん揉むぞ!!

 ③10分ほど置きます。煮大豆の水分を乾燥した麹や食塩に馴染ませる時間です。

その待ち時間に、昨年作った味噌の試食タイム。クラッカーの上に味噌をのせたおやつです。

「甘ーい」「しょっぱーい」などの声を聞きながら、自分達の作ってる味噌を想像しながら出来上がりの楽しみが増しているように感じます。

美味しい!
ちょっとしょっぱい!

さいごに

「味噌は、すぐに食べられるの?」と聞いてくる子もいました。

味噌は、長く寝かせることになるので、子ども達にはピンと来ていないのでしょうね。なので、子ども達には、「涼しいところに置いて、7月くらいに食べられるよ〜」と伝えました。

また、発酵という現象について「麹菌が大豆をゆっくり発酵させて、おいしいお味噌に変身させるんだよ。」など、待つことを楽しんでもらえるよう伝えました。

空気を抜いて平らに!
もうひと踏ん張りだ~

出来上がったらどんな料理に使いたいかな??と今から期待が膨らみますね!


MOCOPLA(モコプラ)では、放課後を最大限学びの時間にするべく、キッズクラブ(学童保育)、レッスン(習い事)、スタディ(学習塾)の総合教育を行っています。
キッズクラブや各レッスン・スタディの無料体験を実施しています。しつこい勧誘は一切ありませんので、ご安心ください。お近くのMOCOPLA教室にぜひ一度お越しください。

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記事監修者 橋本直子

執筆監修者 橋本直子(はしもと なおこ)

株式会社MOCOPLA代表取締役
一般社団法人日本教育メソッド研究機構(JEMRO)監事

教育実習時に教師は向いていないと思い、一般企業勤務後に寿退社。子育ての中で、子どもが言葉や数量感覚を獲得していく過程が面白く「子どもって面白い!育つとは?」と興味を持つ。行列ができる塾を経営しながら、男子3人を育てあげる。塾では高校生に数Ⅲまで指導していた理系女史。

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