おもしろ理科実験教室① ~動かない絵を使っているのに、なぜアニメーションは動くの?【残像効果】~

7月7日(金)

第1回 おもしろ理科実験教室が開催されました!

テーマは『動かない絵を使っているのに、なぜアニメーションは動くの?

目次

当日の様子

「理科実験だ!!」と、帰宅後、既にワクワクしている様子の子どもたち。

理科実験の教室に行き、ソワソワしながら先生を待っています。

分厚いテキストではなく、個別のキットを使う実験式。

何を作るのか、楽しみです。

残像効果とは?

人の視覚で光や映像を見たとき、それが消えた後も、それまで見ていたものが残って見えるような現象のこと

子どもたちからは

絵が残ること!

パラパラ漫画みたいなの??

自分のキットを見て、何を作るのか予想したようです。

まずは、テキストの予想問題を解いてもらいます。問題といっても、イラストを使った問題です。数問ある中の1つをご紹介します。

理科実験スタート

自分のキットの中に、作り方も入っています。ここからは自分で読んで、自分のペースで進めます。いくつか作るものがありますが、今日は『ゾートロープ』を作っていきます。

理科実験なのに、工作気分。子どもたち同士のお喋りは全く聞こえず、黙々と作っています。

「過程が分からなくなったら説明書を読む、それでも分からなかったら先生に聞く。」MOCOPLAのレッスンに通っている子たちは、自立学習に慣れているようです。

1番に出来上がった子が、作品を見せてくれました。(動画が載せられず残念…!)

ここで「お!」と思う面白い発言を。

この絵を目がずーっと追いかけてるのかな?頭の中で覚えてるのかな?

パラパラ漫画も同じように見えるよね

自分で作った作品で新しい発見があると、記憶に残りやすいですよね。『残像効果』『目や脳の情報処理』といった用語は子どもたちの頭に残るかは分かりませんが、『この実験見たことあるな』『パラパラ漫画作ったことある』等、実験の内容は低学年の子たちの頭と心に残る、という手ごたえを感じました。

さいごに

今回は【残像効果】を学びました。

次回のテーマは【もっとも効率よく二酸化炭素が発生する入浴剤の配合は?】です。

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記事監修者 橋本直子

執筆監修者 橋本直子(はしもと なおこ)

株式会社MOCOPLA代表取締役
一般社団法人日本教育メソッド研究機構(JEMRO)監事

教育実習時に教師は向いていないと思い、一般企業勤務後に寿退社。子育ての中で、子どもが言葉や数量感覚を獲得していく過程が面白く「子どもって面白い!育つとは?」と興味を持つ。行列ができる塾を経営しながら、男子3人を育てあげる。塾では高校生に数Ⅲまで指導していた理系女史。

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