子どもたちの持つ力③| 四ツ谷 民間学童保育MOCOPLA

こんにちは。MOCOPLA(モコプラ)四ツ谷教室です。

MOCOPLA四ツ谷教室は、民間学童保育(キッズクラブ)を中心に各種習い事教室(レッスン)・学習塾(補習・中学受験・中学個別)をおこなっている総合教育事業です。

今回は、MOCOPLA四ツ谷教室でのある日に起こった出来事をお話します。子ども達が持つ力に、私たちも驚かされる日々です。

目次

ある日の出来事

ある日、2年生5人が何やら揉めている様子でした。初めは見守っていましたが、次第に声が大きくなっていったので、話し合いに入ることにしました。

MOCOPLA四ツ谷教室では、子ども達で話し合っていることに基本的には仲介しません。子どもたちから「先生も入ってほしい」と言われたり、言動が激しくなってきた時に仲介に入るようにしています。

話し合いの発端は『子ども園から一緒に過ごしてきた4人だけで遊びたい、他の子は仲間に入れたくない』という話題でした。仲間意識が強いからこそ起こる出来事ですね。さて、どのように話を進めましょうか?

様々な意見が出ても、『4人が揃うのは水曜日しかないの!水曜日くらい4人で遊ばせてほしい』という意見がとても強く、代替案が出ませんでした。

そこで、「4人で遊びたい気持ちはすごい良くわかるよ、仲良いもんね。でもそれで、一緒に遊びたいって言ってる子が悲しんだり、嫌な思いをしていても遊び続けたい?」と聞いてみたところ、何か心に刺さるものがあったようです。

すると仲間に入れてほしいKさんが『時間で決めてほしいな』と案を出してくれました。4人は悩んでいましたが、少しずつ『30分は時間欲しいな…』『1時間は4人で遊びたい…』と意見を出してくれています。

ここからは、スタッフはほとんど仲介していません。子ども達の話し合いを見守りました。

結局、『50分は4人で遊ぶ時間をつくる』『その間に誰か来たら、何分まで待ってねと伝える』という約束になりました。

すると「ついでに言いたいんだけどさ…」と話が続きました。お?と思いながら話を聞いてみます。

「一緒に遊ぶのは良いんだけど、Kちゃんだけがルールを決めるのをやめてほしい」と、意見が出ました。するとKちゃんも「それはやめるね。私も言いたいんだけど、言い方をもう少し優しくしてほしいな」と、話してくれました。

みんな、自分の意見を言った後は、一緒にごっこ遊びをして遊んでいました。大人が過剰に仲介しなくても、子どもたちの力で解決できることも多いんですね。

さいごに

MOCOPLA四ツ谷教室でのある日に起こった出来事についてご紹介しました。

2年生同士で、自分の意見を言える年齢になってきていることもありますが、子ども達同士の話し合いで解決できることはたくさんあります。何をして遊ぶか、どうやって遊ぶか、大人が入って決めるほうが楽なことも多いかもしれません。

ですがMOCOPLAでは、子どもが危険な場面にならない限り、仲介しないようにしています。子どもたちの持っている力を、発揮してほしいからです。『自分の意見を言えるようになること』はとても大切なことです。

MOCOPLAの子どもたちがこの力をもっともっと身につけられるよう、これからも関わっていきたいと思います。


MOCOPLA(モコプラ)では、放課後を最大限学びの時間にするべく、キッズクラブ(学童保育)、レッスン(習い事)、スタディ(学習塾)の総合教育を行っています。
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記事監修者 橋本直子

執筆監修者 橋本直子(はしもと なおこ)

株式会社MOCOPLA代表取締役
一般社団法人日本教育メソッド研究機構(JEMRO)監事

教育実習時に教師は向いていないと思い、一般企業勤務後に寿退社。子育ての中で、子どもが言葉や数量感覚を獲得していく過程が面白く「子どもって面白い!育つとは?」と興味を持つ。行列ができる塾を経営しながら、男子3人を育てあげる。塾では高校生に数Ⅲまで指導していた理系女史。

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