味噌作り体験

MOCOPLAの味噌作りは3年目になります。毎年同じ内容では面白くないのでは?と思っていたのですが、ご家庭から「今年も味噌作りありますよね。」「去年のお味噌おいしかったです。また作りたいです。」...のお声をいただき、22年春も開催しました。

目次

味噌作りの前に

材料は?

・大豆 ・米麹 ・塩 

「大豆から作られる食べ物はなんでしょう?」という問いに子ども達からは、「納豆!」「お豆腐!」「枝豆!」「お醤油!」など、たくさんの答えが返ってきました。「きなこ」も大豆からできているということはみんな知らなかったみたいです。 

日本人の食に大豆は欠かせないですね。 

発酵とは?

次に「発酵」という不思議な現象について学習しました。 

仕込みがおわったら、袋の中で麹菌が活動し、うまみ・乳酸菌・ブドウ糖などが大豆に変化もたらし、おいしい味噌になります。塩を入れる理由は、腐らないようするためです。 

味噌作り開始

いよいよ作ります。 

①まずは麹と塩を混ぜます。よく混ざったら、煮大豆1kgを入れます。 

②煮大豆の水分を乾燥した米麹や食塩に馴染ませる時間です。10分ほど置きます。「うわー大豆の匂いがする」「美味しそう」など色々な感想が飛び交っています。 

③なじんできたら、潰し混ぜます。ここでは袋に穴を開けないよう注意しながら、大豆を丁寧につぶしていきます。「 美味しい味噌になーれ」という気持ちを込めて、頑張って混ぜていました。子ども達はどの指を使えば、効率良く潰れるか、などグループで話合いながら、行っていました。 

④潰し終えたら空気を抜きながら固めます。ここでは、空気をしっかりを抜くことで味噌の表面が雑菌に触れるのを防ぎます。小さな段ボールを使って、味噌を袋の下へ寄せていきます。ぎゅーっと力で押し込むのが少し大変だったようです。 

味噌は6ヶ月くらい、じっくりと寝かせることになります。味噌の出来上がりが楽しみですね。 

仕込みが終わったら、去年作った味噌の実食をしました。「こんな風になるんだ」「色が茶色になってる」などと言いながら、口に入れると、「美味しい」「もっと食べたい」の一言。

さいごに

 

参加した子どもは、「大豆を潰すのは大変だったけど、美味しい味噌になるといいな」と笑顔で話していました。実際の味噌作りを通して、「これは何からできているんだろう」「どうやって作っているのだろう」など、子どもの想像力や思考力を育てる活動をこれからも用意していきます。 


MOCOPLA(モコプラ)では、放課後を最大限学びの時間にするべく、キッズクラブ(学童保育)、レッスン(習い事)、スタディ(学習塾)の総合教育を行っています。
キッズクラブや各レッスン・スタディの無料体験を実施しています。しつこい勧誘は一切ありませんので、ご安心ください。お近くのMOCOPLA教室にぜひ一度お越しください。

MOOCPLA教室一覧のバナー
記事監修者 橋本直子

執筆監修者 橋本直子(はしもと なおこ)

株式会社MOCOPLA代表取締役
一般社団法人日本教育メソッド研究機構(JEMRO)監事

教育実習時に教師は向いていないと思い、一般企業勤務後に寿退社。子育ての中で、子どもが言葉や数量感覚を獲得していく過程が面白く「子どもって面白い!育つとは?」と興味を持つ。行列ができる塾を経営しながら、男子3人を育てあげる。塾では高校生に数Ⅲまで指導していた理系女史。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次