ハロウィンの起源を調べてみました

 

MOCOPLA
こんにちは。
子どものやる気を引き出し、自立を育む放課後スクールMOCOPLAの関口です。

ハロウィンまで残り3週間ちょっとですね!

皆さんはハロウィンの由来をご存知でしょうか?

僕は知ってますよー!…といっても最近知ったのですが^^;

今日は軽くハロウィンの由来をご紹介したいと思います。

ハロウィンの起源

ハロウィンとは元々これは古代ケルト人が10月31日に行っていた、キリスト教の祝日「万聖節」前夜に行われるお祭りが元だとされています。

その昔、ケルト人の一年の終わりは、10月31日でした。

一年の終わりの日の夜に、黒猫を連れた魔女や死者の霊、悪魔などが悪さをしに来ると信じられており、秋の収穫を祝うのと同時に、悪い霊を追い払うお祭りがおこなわれていたのです。

これが後のハロウィンパーティとなります。

紀元前に行われていた風習が、未だに形を変え残っているという所にとてもロマンを感じます。

Trick or Treatの起源

Trick or Treatは直訳するといたずらかもてなしかという意味になります。

ここから、もてなし=お菓子という形になり、「お菓子をくれないといたずらしちゃうよっ!」という意味で浸透していると思います。

では、このTrick or Treatの由来とはどのようなものなのでしょう?

これは元々「ソウリング(souling)」という儀式が由来です。

ハロウィンの由来は前回説明しましたが、ハロウィンの翌日には「死者の日」というものがありました。

死者の日には、成仏できずに現世にとどまって居る霊のために、クリスチャンの子ども達が仮面をつけ歌を歌いながら、村々を「ソウルケーキ」を乞いながら歩いたといわれています。

そしてこのケーキと引き換えに、その家で亡くなった家族等の霊を天国に導くと約束して回ったそうです。

このソウルケーキをあげないと例が成仏できず悪さをすると思われていたのだとか。

この時に子ども達が言っていたのが「Trick or Treat」(いたずらかもてなしか)ではなく「Treat me or i’ll trick you」(私をもてなしなさい。でないといたずらをするよ。)だったのだとか。

これを言いやすく直したのが皆さんご存知の「Trick or Treat」だそうです。

いかがでしたでしょうか?

このように起源や由来等を調べているとその時代背景や、当時の習慣を垣間見ることができ、まるで時間旅行をしているような感覚になります。

ジャック・オー・ランタンの起源

皆さんはジャック・オー・ランタンって知ってますか?

なんとなくカボチャのオバケみたいなイメージがあると思いますが、あれ本当は「カブ」なんですよ。

昔々あるところにジャックという、ずるがしこく怠け者の男がいました。

ジャックは毎日毎日嘘をついて、人を騙してばかりいました。

あるハロウィンの夜にジャックは酒場で酒を飲んでいましたが、飲みすぎてしまい酒代が払えなくなってしまいました。

そこでジャックはハロウィンの日に悪魔に、自分の魂と引き換えに酒代払ってくれと取引を持ちかけました。

(ハロウィンの日はこの世とあの世が繋がり死者や悪魔が人間達の世界へくるとされている)すると悪魔は「いいよー」と言い、コインに変身して酒代を払おうとしました。

しかし、ジャックは悪魔が変身したコインを銀の十字架で押さえつけ、十字架が苦手な悪魔を封印してしまいました。

悪魔は「10年間魂を取りに来ないって約束するからここから出してー」とジャックに約束して封印を解いてもらいました。

それから10年たち、また悪魔が「約束通り10年たったから魂取りに来たよー」とやってきました。

ジャックは、最後の頼みとしてリンゴが食べたいから、木の上のリンゴを取ってほしいと頼みました。

するとまたまた悪魔は「いいよー」と言って木にのぼりリンゴを取ろうとしました。

魂を取られたくないジャックは悪魔が上った木に十字架を掘って降りられないようにしました。

「もう二度と魂取らないから木から降ろしてー」と悪魔はジャックに約束して木から降ろしてもらいました。

それから数十年、ジャックは天寿を全うして亡くなりましたが、生前の行いが悪かったため、天国には行けず、仕方なく地獄へ行く事にしました。

地獄の門の前でジャックは悪魔と再び出会いました。

地獄に入れてくれと頼むジャックに対して悪魔は、「生前の約束のせいで君の魂はもらえないから、地獄にも入れてあげられないんだよー」。

天国にも地獄にも行けず途方に暮れていたジャックはどうすれば良いか悪魔に相談しました。

すると悪魔は「うーん、、、元居た場所に帰るしかないかなー」と言いました。

仕方なくジャックは来た道を戻り、人間界に帰ることにしました。

しかし帰り道は真っ暗で強い風が吹いていて、見かねた悪魔が「帰り道真っ暗だからこれを使うといいよー」と言い魂の炎を明かり代わりに分け与えました。

ジャックは道端に落ちていたカブをくりぬいて、その中に炎を入れランタン代わりにして、今もなお行く当てもなくこの世とあの世をさ迷い歩いているそうです。

これがジャック・オー・ランタンの起源とされているお話です。

このカブがアメリカへお話が伝わったことにより、豊作であったカボチャに変化したのが今の形ですね。

個人的には何とも言えないユーモアさがあるような、一方少し不気味なお話で、個人的にとても大好きです。

その証拠に3部作で一番内容が長くなってしまいました、、、

「ロー●オブ●リング」や」「ハ●ーポッ●ー」のように最終章が一番長くなるのは世の常ですね。

ハロウィンについてのお話は今回が最後になる予定です。

まだまだハロウィンに関するお話の中には不思議なお話や、面白いお話が沢山あります。

ぜひこの機会に皆さんも調べていただき、お子さんやお友達と共有してみてはいかがでしょう?

そうすることで、より一層ハロウィンを楽しめること間違いなしです!

最高のハロウィンを皆様が過ごせますように♪


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記事監修者 橋本直子

執筆監修者 橋本直子(はしもと なおこ)

株式会社MOCOPLA代表取締役
一般社団法人日本教育メソッド研究機構(JEMRO)監事

教育実習時に教師は向いていないと思い、一般企業勤務後に寿退社。子育ての中で、子どもが言葉や数量感覚を獲得していく過程が面白く「子どもって面白い!育つとは?」と興味を持つ。行列ができる塾を経営しながら、男子3人を育てあげる。塾では高校生に数Ⅲまで指導していた理系女史。

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