お子さんを「対等な人間」として接する
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お子さんを「対等な人間」として接する
MOCOPLA
こんにちは。子どものやる気を引き出し、自立を育む放課後スクールMOCOPLA(モコプラ)の小澤珠美です。
あなたは「お子さんをどんな人として見ていますか?」
- ママが助けないと上手にできない子
- 自身のない子
- 引っ込み思案な子
でも、本当にそうでしょうか?
愛情をかけるのと、お子さんに手をかけすぎるのは全く別ですね。
転んで泣いている子をみたらすぐに駆け寄って立ち上げますか?
少し離れたところから「大丈夫!一人で立てるよ」「やってごらん」そんな風に声をかけますか?
今日、あるお子さんが他の子とぶつかって、相手が謝ってくれない!と泣いていました。
あるスタッフが抱きかかえてなだめようとしていましたが、私はそこでストップをかけました。
まだ大きな声で泣いている子に「●●ちゃんはどうしてほしかったの?先生にお話を聞かせて」と声をかけました。
しゃくりあげながらも彼女は「誤ってほしかった」と。
「そっか、誤ってほしかったんだね。ぶつかった子は●●ちゃんよりきっと小さい子だったね。『いまぶつかったよ、あやまってね!』って言えたらどうだったかな?」
そして、彼女の涙は止まり、笑顔が戻りました。
感情をしっかり受け取り、そしてその子がわかる言葉で、ひとりの人として、成長につながる言葉を届ける。
それが私たちの仕事だと考えています。
でも、もし「子どもは未熟なもの。助けが必要なもの」として大人が関わったらその子の成長は止まってしまいます。
子どもは育とうとする生きものです。
子どもたちの育ちを私たち大人は、支援し続けたいですね。