子どもたちのアクティビティに大人も学びがある
MOCOPLA
こんにちは。子どものやる気を引き出し、自立を育む放課後スクールMOCOPLAの小澤 珠美です。
先日のアクティビティーで、春休みにみんなで食べたいおやつについて子どもたちの自由な意見を集めました。
はじめは、個人のワークとして、思いつくことを書き出し、次にグループで共有し、意見をまとめ、みんなで話し合ったものを他のグループに共有する。
そんな流れで進めました。
個々に出てきた意見をグループで共有し、意見をまとめるときに子どもたちが取った方法は3つです。
1つ目がジャンケン、2つ目は多数決、そして3つ目が話し合いです。
「グループのみんなの合意でグループの意見をつくってね!」とアドバイスをすると、じゃんけんの選択肢が消えました。
残り時間わずかになると「多数決にしよう!」と言う声が聞こえてきました。
あるグループは2回多数決をとっていました。
しかし、グループの中に2回少数派の意見の為に採用されない子がでてくると、「○○くんの意見を取り入れてない」と子ども達の中に同時に違和感が出てきたようです。
そして、ふたつの提案を選択。
1つに決めずにふたつにした理由は、多数決による違和感だったようです。
子ども達の中からでてきた貴重な学びと気づきに私の心がほっこりした瞬間でした。