小学生のそろばん検定
MOCOPLA
この記事では、そろばん検定についてレポートします。
目次
そろばん検定の内容
そろばん検定は珠算と暗算の2種類があります。
両方ともの受検、片方だけの受検どちらも可能です。
珠算とは?
読み方は「しゅざん」ですが、「たまざん」と呼ぶこともあるそうです。
そろばんを使い計算をすることです。
乗算(掛け算)・除算(割り算)・見取り算(足し算引き算)の加減乗除は出来ますが、分数などは難しいです。
通常では10級からですが、MOCOPLAのそろばんは20級からスタートし、スモールステップで年齢が低くても挫折せずに楽しく取り組めます。
珠算の検定内容
検定は10級からです。
級によって、検定時間や問題数が変わります。
級 | 時間 | 乗算 | 除算 | 見取り算 |
10級 | 20分 | 3桁(10問) | ー | 2桁5口(10問) |
9級 | 3桁(20問) | ー | 2桁5口(10問) | |
8級 | 30分 | 4桁(10問) | 3桁(10問) | 2桁8口(10問) |
準7級 | 4桁(10問) | 4桁(10問) | 2桁10口(10問) | |
7級 | 4桁(20問) | 4桁(20問) | 2桁15口(10問) | |
準6級 | 5桁(10問) | 4桁(10問) | 3桁8口(10問) | |
6級 | 5桁(20問) | 4桁(20問) | 3桁10口(10問) | |
準5級 | 6桁(10問) | 5桁(10問) | 4桁8口(10問) | |
5級 | 6桁(20問) | 5桁(20問) | 4桁10口(10問) | |
準4級 | 7桁(10問) | 6桁(10問) | 5桁8口(10問) | |
4級 | 7桁(20問) | 6桁(20問) | 5桁10口(10問) | |
準3級 | 7桁(20問) 少数含む |
6桁(20問) 少数無し |
6桁10口(10問) | |
3級 | 7桁(20問) 少数含む |
6桁(20問) 少数含む |
6桁10口(10問) | |
準2級 | 8桁(20問) | 7桁(20問) | 7桁10口(10問) | |
2級 | 9桁(20問) | 8桁(20問) | 8桁10口(10問) | |
準1級 | 10桁(20問) | 9桁(20問) | 9桁10口(10問) | |
1級 | 11桁(20問) | 10桁(20問) | 10桁10口(10問) |
暗算とは?
頭の中で計算することです。そろばんや計算機はもちろん筆算もおこないません。
右脳が活性化されることが分かっており、海外でも「アバカス」と呼ばれ世界中で習われています。
先生曰く、暗算は頭の中にそろばんが浮かぶことが大切だそうです。
そろばんが浮かんで玉がはじけるようになると一人前(?)です。
暗算は準級がありません。
暗算の検定内容
級 | 時間 | 乗算 | 除算(全て20問) | 見取り算 |
10級 | 3分 | ー | ー | 1桁5口(15問) |
9級 | ー | ー | 1桁5口(5問) 2桁2口(10問) |
|
8級 | ー | ー | 1桁5口(5問) 2桁3口(10問) |
|
7級 | 6分 | 1桁×2桁(15問) | ー | 1桁7口(5問) 2桁3口(10問) |
6級 | 9分 | 1桁×2桁(20問) | 3~2桁÷1桁 | 2桁4口(10問) |
5級 | 2桁6口(10問) | |||
4級 | 2桁8口(10問) | |||
3級 | 1桁×3桁(20問) | 4~3桁÷1桁 | 2桁10口(5問) 3桁5口(5問) |
|
2級 | 2桁×2桁(20問) | 4~3桁÷2桁 | 3桁7口(10問) | |
1級 | 2桁×3桁(20問) | 5~4桁÷2~3桁 | 3桁10口(10問) |
緊張感のあるそろばん検定
3月13日(土)と15日(月)にそろばん検定がおこなわれました。
MOCOPLAの3月の検定では、珠算は9級から準3級、暗算は10級から3級までの検定がおこなわれました。
検定前は腹ごしらえ
月曜日の検定開始時刻は18時30分です。
お腹がすくので検定前に頑張れ!とメッセージ付きのおにぎりやパンを食べる子が多かったです。
気持ちを整える
緊張していつもより饒舌になる子、ソワソワしている子、普段と変わらない子いろんな子がいます。
まずは珠算検定から始めます。
・鉛筆は2本以上置くこと
・そろばんは縦に置くこと
・手を膝の上に置くこと
以上の事を先生から伝えられ、気持ちを落ち付かせながら座ります。
検定の様子
スタートの合図で一斉に問題用紙がめくられ、そろばんをはじく音が響きます。
早く終わらせ確認する子、確実に1問ずつ終わらせる子さまざまです。
手が止まったり鉛筆を落としたりすると、焦る気持ちが伝わってきます。
「はい、計算やめー」の声と供に、ふ~と漏れる声。
答案用紙をひっくり返し、手は膝の上へ。
手の筋肉をほぐして、次の検定に備えます。
この緊張感に慣れていくと、受験などのテストにも役立つと思います。