低学年の木工教室

MOCOPLA

この記事では、春休みのイベント「木工教室」についてレポートします。

今日が終業式だった学校が多く、明日からいよいよ春休みです。

放課後スクールMOCOPLAでは短い春休みを楽しく学びのある時間に出来るよう、イベント(ロングアクティビティ)を用意しています。

今回はその中の1つ「木工教室」の準備の様子をお伝えします。

目次

なぜ木工教室をやるのか?

2020年11月に3日間かけて壁一面の棚を子ども達と作りました。

コチラをご覧ください。(MOCOPLA通信の下の方に記事があります)

棚作りは、ノコギリやドライバーだけでなく電気ドライバーも使いました。

子ども達にとってだけではなくスタッフにとっても、壁一面の大きなものを作った事はありませんし、ノコギリや電動ドライバーを使うのも初めてな子が多く、なかなか貴重な経験になったと自負しています。

せっかく工具を使えるようになり、その時の木材もまだ余っているのもあり、木工教室をすることを考えました。

また、『自分で作るものを決め、考え、完成する。』ことは、1年間のアクティビティの集大成としてもふさわしいと考えました。

棚作りとの違い

➀ 『自分』の作品を作って持ち帰れる

棚は全員で作り全員で使っていますが、今回の木工教室は個人作業ですしお家にも持ち帰れます。

② 使用する工具が増える

のこぎり・ドライバー・電動ドライバーの3つでしたが、今回は作るものによっても使用する工具は変わります。

【はさみ】【釘とかなづち】【はんだごて】を追加します。

③ 自分で作るものを決め、作り方を考える

何を作りたいか、作るためにはどうすればいいかを考えるところが木工教室の『キモ』です。

どんな物が作れるのか

今回は見本を作るかどうかを悩みました。

自分で好きなように想像力を使って作って欲しいという思いもありますが、それが苦手な子がいることも事実です。

その子たちが嫌な思いをしないためにも、いくつかの参考作品を作りました。

参考作品は

『小鳥の小物入れ』『ネックレス』『キーホルダー』『飛行機』『ウェルカムボード』『名前プレート』『ペン立て』

です。

これらをヒントに自分らしい作品を作っても良いですし、真似してもよい、オリジナリティーに溢れる物を作るならもちろん大歓迎というスタンスです。

どんな作品が出来るのか、当日が楽しみでたまりません。

安全対策について

木工教室は工具を使用するので、ケガに繋がりやすいです。

ケガをしないために、以下をおこないます。

➀ 子ども達と共有する

ケガをした人がいれば楽しくなくなってしまう事を話し、ケガをしないようにすることを目標にします。

② 危険予知をおこなう

どんな行動がケガしやすいかを一緒に考えます。

③ 考えたものを貼りだす

目標や危険予知で出された意見を、紙にまとめ貼り出します。

④ 使う工具を厳選する

小刀や彫刻刀など、個人で使用するとケガをしやすいものは、低学年なので使用しません。

電気ドライバーやはんだごてのような工具は、使用場所を固定し、スタッフが付いて一緒に使うようにします。

そうする事で、子どもたち同士もお互いに意識しあえて、危険な工具の使い方や走り回るなどの行為も減ると思ます。

ケガ無く楽しい工作教室にしたいと思います。

 


MOCOPLA(モコプラ)では、放課後を最大限学びの時間にするべく、キッズクラブ(学童保育)、レッスン(習い事)、スタディ(学習塾)の総合教育を行っています。
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記事監修者 橋本直子

執筆監修者 橋本直子(はしもと なおこ)

株式会社MOCOPLA代表取締役
一般社団法人日本教育メソッド研究機構(JEMRO)監事

教育実習時に教師は向いていないと思い、一般企業勤務後に寿退社。子育ての中で、子どもが言葉や数量感覚を獲得していく過程が面白く「子どもって面白い!育つとは?」と興味を持つ。行列ができる塾を経営しながら、男子3人を育てあげる。塾では高校生に数Ⅲまで指導していた理系女史。

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