中学受験体験記② 聖学院中学校合格　Rくん(千代田区立麹町小学校卒)

Rくんの体験談

　最初は漢字も苦手でしたが、先生のご指導により取り組みはじめ、だんだんと出来るようになると楽しく、文学作品にも興味をもつようになりました。すると、苦手だった国語がだんだんと好きになり、読書も楽しめるようになりました。志賀先生の授業はとても楽しく毎回楽しかったです。
　入学試験はとても緊張したけれど、一生懸命やり遂げました。皆さんも諦めずに最後まで頑張ってください。応援しています。

お母さまより

担当講師より

　M君と、最初に出会ったのは5年生の12月ごろのことだったでしょうか。体験授業に参加してもらいましたが、「中学受験生としては、まだまだ未熟だな」というのが、第一印象でした。

　過去に受験した模試の成績も、見せてもらいました。今だから笑いとばせる話ですが、その時点では、「答案の体」をなしておらず、思わずこちらが頭を抱えてしまうというような状況でした。ただ、話を理解する力、文章を読む力は、「いいもの」を持っています。受験まで、残り一年あります。受験科目を2科に絞っていることもあり、何とか、Mくんが持っている力を最大限、引き出してあげたいと思い、一緒に勉強していくことになりました。

　国語は、結果がでるまで、時間がかかる教科です。「この子は伸びる」、と確信はしていたものの、成果が思うように出せない時期もありました。でも、本人もくじけなかったし、お母様も、辛抱強く、われわれを見守ってくださいました。漢字や、語句の知識の力を養成しつつ、文章題を読み解く練習の繰り返し。通塾や家庭学習のペースがつかめてからは、「こういう勉強をすれば、結果につながる」ということを、少しずつ体感してもらえたようです。

　転機となったのは、6年1学期の終盤。なぜか、「文学史」の学習がツボにはまったようです（この範囲、嫌いな受験生が多いですよね）。これが契機となり、R君は、「国語」の面白さ、奥深さに目覚めました。夏以降は、授業に参加するたびに、「成長」を感じさせてくれる局面が増えました。得点できる問題も増えていきました。

　

　とはいえ、第一志望としている聖学院は、近年、その教育方針が再評価され、注目を集めている男子校です。入試パターンも多彩で、回によっては、実質倍率が10倍近くになることもある、人気校です。今や、決して「広き門」ではありません。若干の不安を抱えながら、入試本番に送りだすことになりましたが、みごと、一発で仕留めてくれました。中学受験に携わる者として、最も喜びを感じる瞬間です。

　R君、ほんとうによくがんばりました。この一年の間に、精神的にも、ずいぶん「オトナ」になりました。受験勉強を通じて、「文学」にも目覚めました。その成果を、今後の飛躍の糧にしてほしいと思います。

さいごに

さて、ここからは、ちょっと、宣伝めいたものを。

中学受験を対象とする学習塾は、世にあまた存在します。大手から個人塾まで、その形態や品質も、多種多様です。ただし、結構な割合で、「残念な塾」も存在します。

そのような環境では、学習成果は期待できません。MOCOPLA四ツ谷教室にも、そうした塾から、6年になる頃（なってから）、転塾してくる子が、一定数います。そのたびに、われわれ講師陣は、「せめてあと半年早かったらな…」「4年の時から通ってくれればよかったのに…」と、ため息をつきます。

MOCOPLA四ツ谷教室のスタディの講師陣は、プロ集団です。小3からでしたら、足かけ4年、同じ講師が責任をもって、受験まで学習をサポートしていきます。集団授業ではありますが、いわゆる「お客さん」は、ひとりもいません。1クラスの人数が10名を超えることもありません。状況に応じて、2分割することもあります。

「華々しさ」はないですが、「1教室あたり」の合格者数や進学実績をみてもらえば、決して大手塾に引けをとるようなことはありません。MOCOPLA四ツ谷教室は、学習塾のポジションでいえば、「知る人ぞ知る」といったレベルだと思います。が、授業やオリジナル教材、学習指導や進路指導、いずれも最高級レベルのサービスを提供している、という自負があります。

入塾テストはありません。代わりに、一週間の授業体験をお願いしています。それを通じて、われわれとご家庭の間で、一定の信頼関係を築けるようであれば、どのようなお子様でも、お引き受けさせていただいております。

現状、通っている塾に不安がある、勉強方法に迷いがある、といった悩みをお持ちでしたら、ぜひ一度、MOCOPLA四ツ谷教室まで、足をお運びください。何らかのかたちで、お力になれると確信しております。